定点観測:コラム|COLUMN

Rコモンズの『外苑ピクニック』はこんなふう。

この『Rコモンズ』のWEBを構想している時に、『NIPPON ARTNEXT』に参加することが決まって…



mtgで「トウキョウはアウェーだけど、気負うのは〈らしく〉ないよね」という話になり…



「出稼ぎや集団就職みたいなのはイヤだから、トウキョウに軽くピクニックでもするか!」という流れに。



みんなで休日を調整して、蔵王の丘でまずは本物の〈ピクニック〉を楽しむ。いい感じ。無理のない感じ。



ピクニックで浮かれているうちにロゴも完成して、



花小路トランクに暮らす、『じゃぽんデザイン事務所』が、WEBオープン!のチラシの準備も整えたところで、



「実際、ギャラリーでピクニックするって、どうするんだ」という今更な議論を経て、



望月梨絵がみんなのイメージを絵にしてみた。(ここで唐突に熊が登場)



なんとなく『外苑ピクニック』のイメージを共有したままで、段取り不問。とにかく一切合切トラックに詰め込んで、



たどり着いたトウキョウは、巨匠たちが集う『ARTNEXT』。東京芸術学舎。



鬼気迫る設営作業をよそに、ミサワクラスと花小路トランクメンバーはいそいそと食材をひろげ、



黒宮(ミサワクラス)と吉田(花小路トランク)がカレーの仕込みをはじめる。2つのシェアアパートを代表するカレー同士の対決である。帽子は女子がその場で縫った。



カレーの完成を、この日のために編み上げた「R」の絨毯で待つ面々。ミサワクラスのリビングの、いつもの風景を、観客や熊(剥製)が覗く。おお、イメージ通りじゃないか!



カレーは美味だった。ギャラリーに漂うスパイスの、鮮烈な香り。山形から届いた野菜がゴロゴロ。果物でジャムまでつくった。食器はすべて根本裕子の手づくり。



そして、食後にはコーヒーである。(この写真は、翌日のだけれど)



この2日後。同じ絨毯の上でオニのライブも有。もうhomeに戻ったRコモンズたちは山形でUstにて拝聴。オニも最高に気に入ってた。



と、こんな調子で『外苑ピクニック』は人を変え、カタチを変えて、

今日も外苑キャンパスでゆるゆるつながっている。

Homeは「関係」のなかに、いつだってある。

「R」の絨毯は、そう宣言する「サイン=旗」のように、僕には思えた。

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定点観測について

中心市街地にあらわれた「Rコモ
ンズ」を1人遠くから静かに見つめる人物がいる。Rコモンズという共同体がくりひろげる変化や成り行きを、夜空の星をながめるように見つめ、記録していきます。

宮本武典|観測者|東北芸術工科大学美術館大学センター・主任学芸員

キュレーター/東北芸術工科大学美術館大学センター講師・主任学芸員。いくつもの地域密着+復興アートプロジェクトを同時進行中。ミサワクラスとRコモンズの立ち上げ仕掛人。山形市在住&子育て中!