大槌:タイトルは「iSight」です。
iSightはP.Cの内蔵カメラです。
まず制作の動機になったのは、ある小説の「憂鬱そうな、しかし美しい顔で、運勢が好転するのを待って
いる」という一文があって
P.Cの前で情報を受け取っている人の状態が、イメージとして重なったことから始まりました。
松山:あの映像は目線の焦点があってないから(上からiSIGHTで撮られているため)P.Cの前で撮られているな
と読み取れた。
この足音は秒針なの?
大槌:映像を作るときは、頭の中のイメージと作って目の前に出てくる映像とでは違う事が多くて…
まず映像をはめ込んでそこにいろんな音を持って行ってあった音を選びました。
松山:時間みたいなモノも意味があるんだよね?
大槌:時間は重要なんだと思う。
映像の早送りと、そこに入れている通常の時間の音と。
時間の流れはどっかで意識していると思う。
松山:ロマンチックな感じはしないよね、すこし寂しいような、皮肉な感じがする。
望月:なんかこれ、すこし遠くから見た方が面白いですよね。
私はMacの音が聴こえて画面が明るくなるのと、音が鳴っている場所が画面からではなく、下から聴こえ
てくるのが効果的だなと思って…
千葉:足音だから下から聴こえてくるのが、見ていて切迫感を感じる。
松山:映像というより、映画に感じる。
大槌:映画!?
松山:これって何か見ていたりするの?
大槌;ネットしてます。
松山:ネットしている時の顔て、どんな顔してるかわからないから面白いかもね。
千葉:うち、ヤバいと思う!
望月:これはどうゆうイメージ?(横に揺れてるシーン)
大槌:短い映像をいくつかとっていて、実験的にこれを入れてみて皆どう思うのだろと思って…
松山:ただP.Cを見ているだけの映像が何個もあったらそれはそれでストレートで強いし、途中で違う要素が入っ
てると作り込んでる感じがする。
すこし、別のものな感じがするな。
大槌:なるほど、もしかしたら別々の方が良かったかも。
望月:確かに
松山:そうだね、今まで構成という要素は大槌君の中に無かった訳じゃん?身体を用いてミニマルな運動を反復し
ているのが大槌君の手法で。
二つの要素がタイミングで変わっていくのを見た事無かったから、映画みたいに感じたのかも。
千葉:私は最初の、P.Cの前で皆が見ている情報の世界が、イメージとして重なっているという。そっちの話が聴
きたいかも。
大槌:P.Cを見ている状態てすごい何か情報を得ていて、その人とP.Cの世界て(P.Cの世界てもうバーチャルじゃ
なくて現実だと思うの現実の世界で起きてる訳だから)
その人にしかわからない世界でしかなくって。
そこが重なったのかも。
望月:最初に説明してくれたことを聴くと、そういう映像に見えるけど、それまでに抱いていたイメージは結構違う
今 作品自体が。
大槌:多分これは動機であって、そこから変化していった。
松山:スケッチ的な感じだね。
あ!今面白いなと思ったのが、何がこの映像の主役かってみた時。
人が主役じゃなくて、逆にP.Cが主役なわけじゃん、情報が主役なわけじゃんていうのが面白いな。
望月:確かに、P.Cの目線
なんか、2001年宇宙の旅。いるじゃないですかあの機械!
大槌:俺見てないな。
千葉:面白いよ!ロボットが人格持って行く過程がなんかねー。
望月:どんどん様子がおかしくなっていく
なんかー 私は食べてることの行為にいみを感じてしまって P.Cで見ているということよりも強く見える。
松山:多分、P.Cで見ているという情報がないから。
大槌:確かにそうだよね。それしか見えない訳だから。
最初Macの起動音だけで終わりみたいな事も考えたの。10台位モニターがあって、
ドゥーン、ドゥーン、ドゥーン、終わり!みたいな
今回3つの要素はいっているからな~
松山:撮影の時なるべく意識しないように撮ってたの?
大槌:最初に位置を決めて、撮られて移っている画面は消しちゃうからそんなにですね。
ただ食べ物などはこういう時にあやかって、いいビールでハンバーガー買ってーとか。
勝手に楽しんでた盛り上げる為に。
千葉:ビールがビンだな~
望月:ビジュアル操作はしてますよね、かっこいいだろ て
大槌:してます!
望月:でもやっぱりこれは映像作品というより、インスタレーションですね。こういう世界だっていう。
大槌:最初から、インスタレーションの一部の映像ていうのはあったからね。
いろんな意見ありがとうございました!!
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大槌秀樹
千葉県生まれ
東北芸術工科大学大学院実験芸術領域修了
「AMNESIA」(ドミール2番館103号 / 山形 2007年)
「I’m here.2007|1984-espresso」(Cafe Espresso / 山形 2007年)
「Myth in us | 私たちの神話」(TOTAL MUSEUM / ソウル、東北芸術工科大学 / 山形 2008年)
「VERSUS」(ルネット / 福岡 2009年)
「I'm here.APT-アートの住処-」(三共ビル / 山形 2010年)
「YUMENONAKAKARA」(三角コーナー / 外苑キャンパス東京 2010)
「Journal」(三角コーナー / ミサワクラス 2011)
「information」 (三角コーナー / ミサワクラス 2011)
「私達は語る言葉を持たない」(ミサワクラス 2012)


















なにか新しいものを生み出すってのは本当に大変だよね。お互いがんばりましょう。
ミサワクラス 松山 2012.05.15 22:47 pm
確かに生み出すのは本当に大変§ だからこそ、そこに生じる高揚感はたまりません!今年は身体使ってバシバシやっていきます!
ありがとう!!
大槌秀樹 2012.05.16 09:15 am