PLAY:ダイアリー|DIARY

新企画『アンテナ!』はじまりました!




R-コモンズで起こる様々な活動を紹介していくPLAYのコンテンツでしたが、だいぶご無沙汰しておりました。

ミサワクラスでは震災に対するリアクションでコーヒーエイドを行っておりましたが、それも大分落ち着き、もう一度ミサワクラスとしての活動を見直していきたいと考えているところです。

さて、そういった自己反省的なところも踏まえながら、震災以降変化する社会状況に合わせて私たちクリエイターのスタンスの選択も非常に重要な課題です。それは、短期間で考えうるものではありませんが、どういったことができるのか、地域としての山形という場所から、ミサワクラスも発信していきたいと思います。

この『アンテナ!』は月1回、第三水曜日20時からトークを行い、ユーストリームで配信します。レギュラーは宮本武典さん(東北芸術工科大学講師、キュレーター)と馬場正尊さん(東京R不動産、OpenA代表)に加え、毎回内容に合わせたゲストが登場します。もちろんミサワクラスのメンバーも参加します。

場所はミサワクラスの一室(これも場合に応じて変わる可能性あり)から。とりあえず可能な限り継続予定、乞うご期待です。

チャンネルはこちらから。

http://ustre.am/EV6m

そして11月16日に第一回目『アンテナ!』を開催し、ゲストとして紫牟田伸子さん(画像2枚目参照)がいらしてくださいました。紫牟田伸子さんは、『デザインの現場』『BT/美術手帖』副編集長を経て日本デザインセンタープロデュース室チーフプロデューサーを勤めており、これから芸工大でも教鞭をとっていただけるそうです。

さて、今回のトークの主なトピックは地域、教育、アート、デザイン、建築、クリエイション、クリエイターとしての自立、震災以降の社会的ミッションの確立として、それをそれぞれの経歴と経験から話して頂きました。トークは休憩なども挟みながら(その休憩時間中の自然なところも中継しながら)、三時間に及び、内容の全てをここでは紹介しきれませんので、是非毎月第三水曜日はアクセスしてみてください。今の若いクリエイターに必須な情報がたくさんあるはずです。

トークを行った三名が特に強調されていたことをご紹介すると、観客がミサワクラスの住人ということもあったため、クリエイターのキャラクターが確立される構造とそのときに生まれる葛藤は共通するお話でした。

三十代半ばで、本人としてやりたいことの理想と社会的な評価とのずれを修正する、プライベート/パブリックなイメージを統合する瞬間に、三方ともパブリックなイメージを優先したといいます。

紫牟田伸子さんは、そのときに編集と表現の間で葛藤があり、表現するということをあきらめることでものすごく楽になったといいます。

馬場正尊さんは、社会全体からやるべき方向を示唆されているようだったと言い(つまり当時、馬場正尊さんがやりたかったことが評価されず、評価が自然と淘汰されてやるべきことが決まってくるような)、でも本当は、そのパブリックイメージこそが本当の自分の見られたかった姿であるはずだといいます。

宮本武典さんは、今がそのパブリックなキャラクターが定まりつつある状態だと推測し、山形でキュレイションすることとは、公共的な美術館がないために、必然的に活動のフィールドが地域になり街になっていき、人々を巻き込んでいったことが、パブリックなキュレーター像となっているといいます。

『アンテナ!』の目的は、若い人たちにもっと情報を集める働きを推奨することと、現代を生きるためになにか役立つ情報を発信、またはともに考えていける場をつくる受信と発信の両方アイコンとして存在します。

ちなみに画像三枚目にでているアイコンの模型は以前ミサワクラスで生活し、現在は宮本さんのスタッフとして働いている立花泰花さんにつくっていただきました。かわいらしいアイコンどうもありがとう!

それでは、これからもどうぞよろしくお願いします。

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PLAYとは?|What's PLAY

ミサワクラスを中心に、山形市七日町界隈で脈動するオフ・ミュージアム的なプロジェクト。街をアートで楽しむ〈Player〉たちの動きをドキュメントしていきまっす!