ツブツブちゃんへ

また少し、時間が空いてしまいましたが、ツブツブちゃんお返事どうもありがとう。

青森での根本裕子さんの展示はいかがでしたか?わたしも青森はいきたい土地ですので、

時間をつくって訪れたかったのですが火加減が難しくて断念です。

山形はまだ雪が降りません。今年の冬は暖かいです。オススメの鍋!、鍋子です。

わたしの仕事といえば、朝から晩まで鍋を煮ることなのですが、最近不思議な体験をしました。

鍋子18歳は、それはもう空焚きの大事件だったのです。その当時をよく知る人物を山形で先日再開いたしました。

18歳の鍋子は、怒りと退屈の炎で燃え盛り鍋の中身は空っぽという非常に危険な時代であったのですが、

その友人は、鍋子に色々なものを詰め込んでどうにか大出火だけは免れるという非常に重要な役割を

担ってくれておりました。それでもやはり、ボヤ騒ぎは防ぎようもなく色々な人々を巻き込んでいくのです。

人から多くのものをいただいている鍋子ですが、不思議とその人たちが望んだものになってきたような

感触があります。それは立派な鍋です。もはや、会うことのできなくなってしまった友人たちにすら、彼らが

以前鍋子に投影した何ものかをはっきりと感じる。

焼け焦げたのか、煙にもしくは溶けて形がなくなったのかは、それは不明ですがそういう人々の食材を感じます。

望んだようには出来事が進まないことをずっしりと感じながらも、そうやって過ぎていったものごとに不思議な

豊かさを今感じています。友人との再開で、10年以上の時間と食材が一気に現れてきました。

そして、18歳の鍋子はどうやら生き延びている。もう火事を起こすようなことはないだろうけれど、

当時の鍋子が本当に何をしようとしていたのかはっきりと思い出しました。

一つの時代が終わり、違うステージへ進めそうです。

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キッチンジャム:コミュニティ|COMMUNITY

キッチンジャムって?|キッチンジャムのご紹介

「Rコモンズ」シェアアパートメントのミサワクラス、花小路トランクに住まう8人の女の子たちのリレーエッセイ。キッチンに共通した「ジャム」をきっかけに、キッチンで話す、食べる、つくる、それぞれのキッチンでまき起こる女の子たちのぺちゃくちゃな会話を素材に、ぐつぐつと新しいジャムを作ります。

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